去る6月15日、富士宮市内の小学生の応援メッセージを東北地方に届けに行ってきました。その時の様子をレポートします。 ●6/14 20:00富士宮市を出発。メンバーは4名。更に都内で2名と合流。
●6/15 6:00東北自動車道~南三陸自動車道~石巻市内入り。震災から3カ月経った今でも道路状況は悪く通行止め箇所も残っています。途中、山中で野生のニホンカモシカに遭遇! ●6/15 8:30南三陸町教育委員会の方に町内の小学校分のポスターをお渡ししてきました。町役場が津波で壊滅し、近隣の総合体育館に役場機能が全て移っています。
●6/15 9:30 南三陸町立歌津中学校の皆様と。被災したこどもたちは生きるための飲料水を裏山から汲んできたり、まだまだライフラインが復旧していない中でも中体連に向けて一生懸命明るく前向きに練習に励んでいました。
●6/15 10:30南三陸町立伊里前小学校・名足小学校の先生方と。名足小学校は(写真下)海沿いの校舎が流されて伊里前小学校の校舎の2階で授業を行っています。高台の校舎でしたがそれでも床下50センチほど浸水して自力で泥の撤去を行ったそうです。休み時間に元気にサッカーをして遊ぶこども達。
●6/15 11:30南三陸町の中心地です。ここに町があったことが信じられません。とてつもない惨状を目にしながら次の訪問先、石巻市に出発。
●6/15 13:30石巻市立万石浦小学校に到着。特別学級のこども達は私達の訪問に涙してくれたそうです。ここは海にほど近い場所にありながら牡鹿半島に守られた内湾のおかげで校舎は無事でした。それでも生徒さんを何人か亡くされています。学校が再開したとはいえ、親御さんは毎日学校にこどもを送り出すのに不安でたまらなく、バスで帰ってきたこどもを毎日抱きしめて迎えるそうです。そんな話を聞いたら胸が切なくなりました。
●6/15 15:00女川町の町は全滅でした。震災から3カ月経った今でも手つかずの状態。毎日のように遺体が発見されるとのことです。帰りに仙台市内に立ち寄りましたが、同じ宮城とは思えないほど何事もなかったように街には活気が溢れていました。
●6/16 5:00富士宮到着。
時間と先方の都合上、予定をしていた南相馬市への訪問は今回は無くなりました。 6月17日に富士宮市立大富士小学校のこども達が書いてくれた寄せ書きは、7月9・10日に富士宮市職員の方々が岩手県の小学生に届けてくれることになっています。 |